のリフレッシュ工法
概要
老朽化した既設のり面構造物(吹付モルタル)の補修技術です。
老朽化した既設吹付モルタルはモルタル自体の老朽化、吹付モルタル面と背面地山の空隙、背面地山の緩みなどの問題が生じています。のリフレッシュ工法では、既設吹付モルタルを取り壊さずに補修し、これらの問題を改善します。老朽化の程度に応じて樹脂吹付タイプ2種と、増厚タイプ5種の計7種から適切な対策工を選択できます。
特長・規格
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1.増厚タイプ
- 1.短繊維の混入とカップルボルトにより付着性が向上するため、ラス張り工が不要です。
- 2.アンカーボルトの採用で既設モルタルを確実に地山に固定できます。
- 3.既設構造物の取り壊しが不要になり、産業廃棄物を大幅に削減できます。
- 4.背面に空隙がある場合は、空隙充填工を行うことにより、地山との一体化が図れます。
- 5.背面地盤が土砂化している、あるいは空隙が多い場合は地盤注入行で地盤を補強できます。
■3工種の複合効果
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2.樹脂吹付タイプ
- 1.クラックの閉塞など軽微な補修を短期間に行えます。
- 2.機械設備が小さく、工事に必要な作業ヤード・仮設備が縮小できます。
- 3.モルタル吹付で生じる骨材の跳ね返りがなく供用道路の安全性を損ないません。
- 4.補修工事による交通渋滞を緩和します。
- 5.モルタルの母材劣化に対しては従来のモルタル吹付による増厚タイプで補修できます。
■樹脂吹付タイプ2 模式図
施工手順
のり面
水洗い清掃工確認
調査工樹脂吹付工
空隙充填工
トップコート
吹付工
※現場に応じてひび割れの筋状補修をオプションで追加できます
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03樹脂吹付工
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05トップコート
吹付工
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施工前
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施工後
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施工後
(近景)
ライト工業(株)より技術提供を受けています。
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