ロービングウォール工法
概要
ロービングウォール工法とは、砂と水の混合物に長繊維をエアの圧力で強制的に吹付ノズルの先端にて混入させ、吹付により補強土構造物を造成し、その補強土表面を植生基材吹付で緑化する2種類からなる工法の一体施工方法の総評です。
補強土によって法面の安定化を図るとともに、その表面を緑化することで景観の向上を図ることが出来ます。
ロービングウォール工法はその造成断面形状・使用資材の組み合わせからのり面保護タイプ、擁壁タイプ、法面安定タイプの3種類に区分されます。
特長・規格
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1.法面保護タイプ
1:0.5より緩いのり面勾配
造成厚さ20cm -
2.擁壁タイプ
1:0.5未満の急なのり面勾配
擁壁形状で造成 -
3.法面安定タイプ
アンカー受圧板を組込んだタイプ
造成厚さ20cm
適用先
- 1.道路法面(一般道路、高速道路、林道、農道など)
- 2.ダム関連法面(ダムサイト、原石山、付帯道路、水位変動域など)
- 3.急傾斜地、斜面、山腹崩壊跡地
- 4.宅地・工場造成地、公園、ゴルフ場、鉄道などの法面
- 5.極強酸性地山(酸性硫酸塩土壌)の法面
- 6.EPS(発泡スチロール)軽量盛土の表面覆土
- 7.既設モルタル・コンクリート吹付面
- 8.既設法枠・アンカー受圧板の全面被覆
- 9.既設擁壁(間知石積、ブロック積など)の全面被覆
施工手順
関連工種
ロービングショット工法
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